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エイミー・グッドマン 来日支援連絡会

米国の非営利放送局デモクラシー･ナウ!の司会・総責任者 エイミー・グッドマン がスタッフと共に来日し、シンポジウムや講演会、番組放送を行うことになりました。上智大学グローバルコンサーン研究所の中野晃一教授が、国際基督教大学社会科学研究所との共催で毎年開催する国際シンポジウムの基調講演者にグッドマンを基調講演者として招待したことがきっかけで、ebaconline - curso after effects 関西でイベントや日本からの番組放送を含めた企画に発展しました。

上智大学でのシンポジウムは「グローバル化と代議制民主主義の危機　デモクラシーの新たな可能性を探る（仮題）」というテーマで、グローバル経済と国民国家ベースの代議制民主主義の間に齟齬が広がるこんにち、日本をはじめとする先進国各国において先鋭化する代議制民主主義の危機を分析し、その上でEncampment movement などグローバル化時代のデモクラシー再生の可能性を探るものです。この民主主義の危機という状況については、デモクラシー･ナウ!の近年の報道でも様々な形で浮かび上がっています。グッドマンは豊富な取材経験にもとづいて、意義の深い事例や視点を紹介してくれるものと思います。

また民主主義の機能不全という問題においては、マスメディアがそこに果たす役割もきわめて重要です。いま日本では情報の流通をコントロールして、市民を政治決定から排除しようとする動きが露骨に出てきていますが、911以降の米国で政府の言論統制が強化され続けるなかでメディアの果たすべき役割を問い続けてきたジャーナリストとしてのグッドマンの姿勢に学ぶことは多いでしょう。グッドマンが日本の現状をどう見るのか、どのように世界に伝えるのかも興味深いところです。

商業メディアとは異なり、デモクラシー･ナウ!の活動はすべて視聴者の支援でなりたっています。今回の来日を、彼らにとっても、私たちにとっても有意義なものにするため、私たちは日本におけるエイミーたちの活動をサポートし、情報を提供するための連絡会を作りました。このサイトやフェイスブックを通じて、さまざまな情報をおとどけしていきます。

連絡会の参加者

• 当プロジェクトは庭野平和財団の助成を受けています